どうしてお札は一年毎に取り替えるのですか?




新しいみたまを迎えるためです。

 日本は四季の変化がはっきりしていて、多くの草花が春になると芽をだし、夏に花が咲き、秋に種子が実って冬には枯れてしまいます。一見、冬は枯れ草のみの季節かと思われますが、実は種子の中で新しい命が動き出す季節でもあるのです。
 このような気候のわが国では、神様のみたまも一年ごとに生まれかわると信じられてきました。これによって神様のお働きは衰えることなく永遠に続くのです。
 お札を新しくするということは、神様に生まれかわっていただくということです。そして、ご神威を回復していただき、弱まることのないご加護を頂くということです。
 
 ところで、神社の神様はどうやって生まれかわるのか疑問に思いませんか。放っとくと、どんどん弱くなってしまうのでは・・・・・。心配ありません。そのために神社では毎年「例祭(例大祭)」というお祭りがあるのです。これは即ち、よみがえりの儀式でもあるのです。



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